2011年2月23日水曜日

UNDER LIFE - Spread Your Wings

先輩のバンドです。

すごいPVもいい感じでかっこいい!!



UNDER LIFE - Spread Your Wings


2011年2月16日水曜日

宮市亮のゴールすばらしかった!!!




ニューヒーロー出てきましたね。
最近の日本のフットボールは楽しみで仕方ないですね。

2011年2月15日火曜日

Facebookページの作り方、教えます










加藤 洋/TAM さんの文章を参照



ローソン、無印良品、リクルート――世界6億人ものユーザーを抱える巨大SNS「Facebook」の日本での本格的なブレイクを前に、ファンページを開設する企業が相次いでいます。しかし、国内でのFacebookの企業活用はまだ始まったばかりで、実際にどのようにしてFacebookページ(ファンページ)を作り、運用したらよいのか? 多くの企業が手探りの段階です。
本連載では、Facebookページの作成を請け負うWeb制作会社「TAM」の加藤 洋氏が、Facebookページの開設からカスタマイズ、ファンを獲得する方法まで、Facebook活用の具体的なノウハウをシェアします。(編集部)

なぜいまFacebookなのか?

 私が勤務するTAMでは、Facebookをはじめとするソーシャルメディアの活用を企業へ積極的に提案しています。お話する中で必ず出るのが、「Facebookが他のSNSと何が違うのか」「Facebookを導入することでどんなメリットがあるのか」といった素朴な疑問です。日本には会員数2000万人を擁するmixiのように安定したSNSがすでにありますし(ソーシャルアプリのプラットホームとしても存在感を増しています)、(Facebookの特徴の1つである)リアルタイム性でいえばすでに一般的になったTwitterの存在もあります。

 そこで私は、Facebookがユーザーと企業双方にもたらす“早い”“安い”“便利”の3つの観点でメリットを説明しています。

 




ほかにもたくさんあると思いますが、これら3つがバランスよく実現されているのがmixiやTwitterにはないFacebookの魅力であり、企業はFacebook上に「Facebookページ」を開設することで、これらのメリットを享受できます。

Facebookページとは

 Facebookページ(旧Facebookファンページ)とは、Facebook上に企業や団体が作成できるビジネス用ページのことです。海外ではすでに多くの企業がFacebookページを開設し、商品やサービスの紹介、お知らせの配信、ファンとのコミュニケーションに活用しています。

 Facebookページは、複数のタブから成り立っています。それぞれのタブには基本機能として「ウォール(掲示板)」「写真」「動画」「ディスカッション」「イベント」といった機能が用意されており、いずれも無料で利用できます。簡易的なCMSとしても利用できるので、大企業だけではなくWebプロモーションの予算が限られる中小企業でも活用できます。

 実際どのようにFacebookページが活用されているのか、国内外の代表的な事例をタブの機能別に紹介しましょう。


ウォール(掲示板)

 「ウォール」はFacebookページでの中心的な役割を果たすメッセージボード機能です。企業側からの一方的な情報発信だけでなく、ユーザーとの双方向のコミュニケーションに利用でき、Facebookページの管理者とユーザーがトピックスを投稿できます。

MUJI 無印良品

・ファン数:1万7672人(2011年2月3日現在)
・http://www.facebook.com/muji.jp

 国内のFacebookページとしてもっとも成功している事例が、「無印良品」でしょう。無印良品の「ウォール」では、[お知らせ]に加えて、無印良品の暮らしにまつわる[コラム]、過去に販売されていた商品を紹介する‎[無印良品アーカイブ] などが投稿されています。それぞれの投稿に対して多くの「いいね!」やユーザーのコメントが寄せられており、ユーザーと企業の活発なコミュニケーションが見られます。




Pringles(プリングルス)

・ファン数:891万2802人(2011年2月3日現在)
・http://www.facebook.com/Pringles

 P&Gが販売しているポテトチップス「Pringles(プリングルス)」のFacebookページは、世界的にもっとも成功しているFacebookページの1つです。ファン数は900万人に届くほどの勢いで、ウォールの「あなたにとってプリングルスって何?」という問いかけに対しては1000を超えるコメントがついています。



写真

 FacebookはSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)であると同時に、実は世界最大の写真共有サイトでもあります。Facebookの写真投稿数はケタ外れで、2011年の年明け2日間だけで7億5000万枚もの写真が投稿されました。

 Facebookページでは、そのページの管理者だけではなく、ユーザーもFacebookページに関する写真を投稿できます。「写真」タブではウォールなどから投稿された写真を一覧で見られます。

Starbucks(スターバックス)

・ファン数1944万1851人(2011年2月3日現在)
・http://www.facebook.com/Starbucks

 米国シアトル発祥のコーヒーチェーン「Starbucks(スターバックス)」のFacebookページ。ファン数は2000万人に上り、企業が開設しているFacebookページとしてはCoca-Cola(コカ・コーラ)と1位の座を争っています。ユーザーはStarbucksのコーヒーが写り込んだ写真やStarbucksのタンブラーコレクションなどの写真を投稿しています。



動画

 Facebookには写真だけでなく動画をアップできます。動画は強力なインパクトを与えられることもあり、Facebookページの「ウェルカム」タブなどでも広く使われています。Facebookページの「動画」タブでは、1024MB/20分未満の動画を投稿できます(ハイビジョンに対応)。

 Facebookページに最初から備わっている動画機能以外にも、「YouTube」タブや「Ustream」タブもあり、用途によって使い分けられます。

iCon(日本テレビ)

・ファン数:2591人(2011年2月3日現在)
・http://www.facebook.com/iConNTV

 日本テレビで2010年8月から放送されている「iCon」は、最新のデジタル情報や注目のテクノロジーを紹介する番組です。Facebookページでは過去に放送された番組のハイライトなどが配信されています。2010年の年末にFacebook日本支社代表の児玉太郎氏へのインタビュー(http://www.facebook.com/iConNTV#!/video/video.php?v=1467255849456)が放映されたこともあり、ご存知の方も多いかもしれません(動画は公開されている)。


ディスカッション

 「ディスカッション」タブはその名の通り、Facebookページの中で議論が交わされる場所です。ウォールでも意見交換はできますが、時間が経つと流れてしまう可能性があります。より深い議論をしたい場合は「ディスカッション」を使うのがよいでしょう。

ポンパレ(リクルート)

・ファン数:2万1896人(2011年2月3日現在)
・http://www.facebook.com/ponpare.jp

 リクルートが運営するフラッシュマーケティングサイト「ポンパレ」のFacebookページ。「ディスカッション」ではサービスやチケットに対する要望をまとめたトピックスがあり、ユーザーの声が集められています。




イベント

 Facebookには、SNSの利点を生かした強力なイベント管理機能があります。「イベント」タブでは、日時や場所、説明、イメージ画像で構成されるイベント情報を投稿します。イベントに興味を持ったファンは、「参加」や「保留」といった意思を表明したり、友人をイベントに招待したりできます。イベント時期が近づくとユーザーの画面に表示されるので、イベントを忘れてしまう事態を防げます。

 当初、米国の学生向けに開発されたFacebookはイベント告知やパーティの誘いなどにも利用されていたので、こうしたイベント機能が充実しています。リアルなイベントはファンを大きく獲得するチャンスなので、企業も有効に活用できるでしょう。

レノボ・ジャパン株式会社

・ファン数:1351人(2011年2月3日現在)
・http://www.facebook.com/lenovojp/

 レノボ・ジャパンのFacebookページは、ファンになることでパソコンが割引になるクーポンコードを発行するなど、ユニークな取り組みで注目されています。また、「イベント」タブでは、キャッシュバックキャンペーン告知やエレクトロニクス大規模展示会の現地レポートイベントなどを告知し、多くのファンを集めています。



サードパーティによるタブの提供

 Facebookの特長のひとつが拡張性の高さです。ここまでに紹介してきた基本的なタブ以外にも、さまざまな機能を持ったタブがサードパーティによって開発されています。サードパーティ製のタブも簡単に自分のFacebookページに組み込めるようになっているので、広く普及しています。

 Facebookページ制作の大事な作業がタブの選定です。Facebookページを盛り上げ、機能させるには、Facebookページの目的にあわせてコンテンツを企画し、それに合う信頼性の高いタブを組み込む必要があります。




 次回は、実際にFacebookページを開設する方法を説明します。Facebookページ内のタブを選定し、Facebook独自の「FBML(Facebook Markup Language)」を使ってFacebookページのカスタマイズに取り組んでいきます。

著者:加藤 洋(かとう・ひろし)


株式会社TAM アートディレクター兼ソーシャルメディア・プランナー。大手通信会社キャンペーンサイト、国内高級車メーカープロモーションサイト、大手通販会社ECサイトなどを数多くWebプロジェクトを手掛ける。FacebookやTwitterなどソーシャルメディア活用のノウハウ蓄積と情報発信を行なうサイト「Social Media 360.jp[役に立つソーシャルメディア情報配信サイト]」を運営中。

2011年2月14日月曜日

もっと本を読むための42ページの革命





↓↓毎日42P読む!!たしかにいい発想と思った。
ぜひ本嫌いの人も実践して見て欲しい(僕も含めて)




以下参照文


若い頃はなんだか「本を読むのが偉い」と思い込んでいて馬鹿な乱読をしたものでした。そしてそんなことには意味がないと気づいた今となっては時間はあまりに貴重です。一冊、一冊、何を読むかを選ぶことは如何に生きるかという大問題なのです。

ブログ Pick the Brain の「もっと本を読む方法」というそのものずばりの記事のなかで良い点が2つ指摘されていました。それは

本当に読みたいと思っているものをよむこと
特に読みはじめの段階で、本に最適な時間を割り当てる
というものです。最初の「本当に読みたい本」というのは、読書人としては当然の話なのですが「読んでいないので恥ずかしいと思っている古典」や「誰もが話題にしていて乗り遅れたくないと思っている本」といったプレッシャーに負けないという点です。

2番目の点は、たとえば難しい本なら5分刻みで読むのではなく、なるべく読みはじめの段階で大きな時間を割り当てられるように注意すべきという話です。本にはそれぞれ独特のペースがありますので、トイレに持ち込んだ一瞬でも有意義にページを進めることができるものもあれば、1時間程度ではまえがきも読み終わらない本もあります。

このペースを最初に感じ取って、本の刻んでいるリズムにあわせて時間を割り当てることが、難しい本を読み進めるためには大事になります。

42ページずつ読み進める
速読もいいのですが、平均として毎日どれくらい読書をしているかという数字の方が長い目でみると大事です。そこで毎日の読書量の目標を決めて毎日ハードルを飛び越えると、その1日の目標が1年の読書量を決めてくれます。

たとえば平均的な本の厚みを300ページ程度として、週に1冊、つまり一年に52冊を読む場合、一日に換算すると約42ページになります。

ここでいう 42 という数字は一つの目安です。本来は各個人の読むスピードや本の種類で左右されます。しかしそれなりに集中を要求する本なら、小一時間でよめるのはだいたいそのあたりでしょう。また「たった52冊?」と思われるかもしれませんが、読み流すことのできる本ではなく、かなりハードルの高い成長させてくれる本を一年に50冊読めれば大したものです。

一日にこの42ページをクリアするために必要な小一時間をどこに作ることができるか? それをまず考えなければ、「もっと本を読みたい」という気持ちだけで新しい本を買ってきても積んでおくだけになってしまいます。

42ページずつ進行する毎日の革命。このハードルを飛び越え続けることができるかが、より長い時間でみた読書の蓄積に大きく効いてくるのです。

出版を目ざす著者たち(1):著者の独立宣言




米国で有名著者による自主出版が続いている。

ビジネス本のセス・ゴディン氏はアマゾンと協力して構築中のDomino Projectから新著(Poke the Box)のリリースを計画。ミステリー本のアリサ・ヴァルデス氏(写真右)も新著を単独で出版すると発表した。100万部を売った実績がある著者とロングセラー本の存在は、伝統的に大手出版社のビジネスモデルの前提となってきたが、ここでも「終りの始まり」が見られる。Domino Projectは、ゴディン氏のアイディアを具現化したもので、著者と読者を近づけた新しい出版プラットフォームを志向している。ビジネスモデルの再構築に必要な時間はあまりない。
出版社との確執、ファンの支持、代替手段…
アリサ・ヴァルデス氏は、2月7日付のPublishers Perspectiveに寄稿して出版社との齟齬の経緯を綴っている。彼女の場合は、出版に関して出版社の意向と一致しない場合の対応ということだ。彼女はDirty Girls Social Clubという2巻本のシリーズをさらに続けたかったのだが、版元のセントマーティンズ・プレスでは、ミステリー連作に関するポリシーから、それを望まなかった。彼女は「続き」を読みたい熱烈なファンを持っていたこともあって、ついに自主出版で出すことに決めたのだった。「大出版社は、私の読者が望むことを私が知っていることを信じようとしなかった。」と怒りをぶちまけている。
編集者は彼女の母親が中心になり、ファンも手伝ってくれた。カバーデザインもストックフォトを使って満足なものを用意することが出来た。もちろん、パブリシティはブログやSNS、メールリストなどを使って行っている。シリーズ第3作を出す前に、彼女はAll That Glittersという小説を自主出版してみた。フォーマットやアップロードは驚くほど簡単だった。「1週間もたたずに、従来の出版社からの本と品質において遜色ない本を出版して売上のほとんどを手にする方法を自修できた。」と彼女は書いている。Dirty Girlsの新作Saints of Dirty Faithは5月に刊行されるが、我流のプロモーションは2月1日に開始した。おそらくこの次作の成否によって彼女の今後の作家活動は大きく影響されるだろう。現在、ハーパーコリンズ社との間で3冊の契約がある。しかしそれは彼女だけの話ではないだろう。
有名作家の場合、(1)名声が確立し、固定ファンがいる、(2)「自分の読者」に何を書きたいかを自分で決めたい、という自我が強い、(3)親しい編集者やデザイナー、エージェントが身近にいるといった「特殊」な事情がある。出版社が(そのブランド以外の)何を提供できるのかが問われるわけだ。少なくとも、印税の上昇は避けられない。作家のテリル・リー・ランクフォードは、E-Bookの出版に関する出版社からの提案を蹴った経緯を綴っている。米国の場合は「前渡金」を積むことで「低い」印税率を納得させてきたのだが、「そんなものは駆け出しの作家でもなければ有難がらない」と彼は断じ、こんなやり方を続けるようでは出版社は「消えてなくなるしかない」と息巻いている。なお、同様の考えを持っている有名作家には、ほかにジョー・コンラスなどもおり、ブログで発売部数のデータも公表している。
出版社には出版社の、著者には著者の、読者には読者のニーズと制約がある。有名無名を問わず、出版社と著者とのトラブルは昔から日常茶飯事だ。しかし出版は出版社の「専権事項」で、著者には版元を変えるしかなかった。しかし、いまや著者には自主出版という選択肢がある。出版社をつくるのもそう難しいことではない。むしろ税金対策にもなるかもしれない。E-Bookだけでなく、印刷本にしてオンライン販売することもできる。市場が整備された米国では、著者の独立が続くだろう。鍵は、読者にアクセスできるチャネルを持てるかどうかだ。そこで、そのためのプラットフォームを構築しようとしている、セス・ゴディン氏とアマゾンのプロジェクトをとりあげてみたい(この記事は会員向けとなります)。 ◆ (鎌田、02/10/2011)
参考記事
Dirty Girls and Self Publishing: The Tricks of the Trade, By Alisa Valdes, Publishing Perspectives, 02/07/2011
Another established author comes to self-publishing, By Chris Meadows, TeleRead, 02/07/2011
Author Terrill Lee Lankford nixes book deal over ebook royalty rate, By Paul Biba, TeleRead, 02/04/2011

2011年2月10日木曜日

サッカー日本代表アジアカップ2011カタールハイライト




今回のアジアカップは本当に盛り上がった!!

いろいろハイライトとか見直してたらかっこいい映像があったので共有です。

ソーシャルエンターテインメント時代




Hiromi Kubotaさんのブログより

皆さんはブログを書いていますか? よく聞くのは「Twitterをやるようになってから、ブログを書かなくなった」という声です。Twitterはおもしろいツールですよね。iPhoneなんか持っていると、ついついタイムラインを眺めてしまい、誰かがシェアしたニュースサイトを見にいって、またタイムラインに戻って…の繰り返しになってしまいます。あと面白いのはテレビを見ながらのTwitterです。この間のサッカー・アジアカップなんかはタイムラインを見ながら興奮をTwitterでシェアして楽しんでたりします。

なんて何気ないお話に聞こえますが、実はこういった事例こそエンターテインメントコンテンツの消費行動が変わっているということなのではないか、という興味深いレポートが米国で話題を呼んでいます。




Welcome to Social Entertainment - Annual Report 2011(http://www.slideshare.net/Tomtrendstream/welcome-to-social-entertainment-annual-report-2011)

このプレゼンテーションの中でGlobalWebIndexのTom Smith氏はソーシャルエンターテインメントの3つの大きなトレンドを挙げています。

(1)リアルタイム化

たとえばテレビを見ながらツイートする、ライブやコンサートでの体験をその場でシェアする、ニュース速報にコメントしてシェアするなど。

(2)パッケージプラットフォームの拡大

ここでいう“パッケージプラットフォーム(packaged platforms)”とは、ブラウザーの外にあるサービスのこと、つまり、スマートフォンやタブレット機器のアプリやゲーム機器、電子書籍リーダー(eReaders)やインターネットに接続されたテレビなどを指します。昨年、『Wired』誌が“The Web Is Dead”の号で論争を呼んだ話と同じです。

(3)エンターテインメント消費体験の受動化

これがいちばん論争を呼びそうですが、CGMやUGCなどWeb2.0の世界ではコンシュマーが力を持っていましたが、ソーシャルエンターテインメントの時代ではいわゆるプロフェッショナルコンテンツが再び力を持つようになるのではないか、というトレンドです。言うなればエンターテインメント消費体験が再び受動的なものとなるのではないかという話です。




このグラフはTwitterなどのマイクロブログでシェアしたリンクの増減を可視化したものです。2010年1月と2010年9月の調査を比較すると、ピンク「ニュース」は+17%、オレンジ「製品やブランドについての意見」は+14%、黄緑「自分のブログ」は+10%に対して、水色「個人的な写真」は-5%となっています。

「Entertainment is Driven by the Consumer Network(エンターテインメントはコンシュマーのネットワークによって拡散している)」という話なのですが、皆さんは自分の行動を振り返るとどのように思われますでしょうか? 米国の話ではありますが、たとえばテレビを見ながらツイートしたり、ライブやコンサートに行ってFacebookで体験をシェアする、または感想を言い合うなど。ニュースについてコメントし合ったり分析するのも同じですね。このNOTEだってニュースコンテンツの分析かもしれません。さらにいえば本も感想を言い合う、Kindleでハイライトを共有する、米国ならGoodreads(http://www.goodreads.com/)を通じて本についてディスカッションしたりするのも同じかもしれません。プロフェッショナルなコンテンツをコンシュマーのソーシャルネットワークが拡散していると言えるのではないでしょうか。ちなみにプレゼンテーション資料には様々なデータが登場しますので、ご興味を持たれた方は参考にしてみてください。

本当のことを言えば、こんなに意見が分かれそうで議論のありそうなポストはコワイのですが(笑)でも自分の経験に照らし合わせると興味深い話かと思い、NOTEに書いてみました。

なお、もし事実誤認などがございましたら、Twitter(http://twitter.com/ro_mi)やFacebook(http://www.facebook.com/hiromi.kubota)などでお知らせいただけると大変に助かります。また、ご意見や感想などもいただければとても参考になります。

キュレーション時代の幕開け


マーケティング・ソリューション研究グループ
新井 宏征さんのブログより

昨年頃から「キュレーション」、あるいはその行為者としての「キュレーター」という文字を見かけることが増えてきた。

 私が最初に見かけたのがWiredのOverwhelmed? Welcome the Age of Curationという記事で、その後、ジャーナリストの佐々木俊尚氏がTwitterなどで発言しているのを目にした。また、日経でも「2011年IT注目キーワード」としてキュレーションを取り上げた記事を2010年末に紹介している。

 その日経の記事によれば、キュレーターとは、元々、博物館や美術館で展覧会の企画などを担当する役割の人を指し、転じて、ICTの世界では情報をまとめることをキュレーションと呼び、その行為者をキュレーターと呼ぶと解説している。

 また、佐々木俊尚氏は「キュレーション・ジャーナリズムとは何か」という記事の中で、キュレーションを以下のように定義している。

“キュレーションは情報を収集し、選別し、意味づけを与えて、それをみんなと共有すること”
 佐々木氏の定義の方が、個人的な感覚に近い。つまり、キュレーションとは、単に無目的に情報を集めるのではなく、集める段階で何らかの意図や目的を持ち、それをフィルターとして情報を収集し、その結果を共有するというものだと考えている。

 私たちを取り巻く環境では、日々、大量の情報が生み出されている。とてもではないが、それらすべてに目を通し、処理することはできない。そのため、ネットでは、例えばNAVERまとめのようなサービスが今まで以上に注目されてきている。実際に、NAVERは「なぜ、今、キュレーションなのか?」というセミナーを開催し、NAVERが考えるキュレーションやNAVERまとめが目指すところを披露している。

 このキュレーションという概念を広く捉えれば、今後、ICTの発展により、ますますこのような流れが加速していることが予想できる。

 例えば、スマートグリッドは、大まかに言えば、電力とICTを融合させることで、今まで以上に便利で、新しい電力の使い方を目指す取り組みだといえる。スマートグリッドでは、家庭内の機器や電気自動車、太陽光パネルなど、われわれを取り巻くあらゆるものの情報を収集し、それらを分析することで、効率的に電力を利用することを目指している。

 そのために、今後、さまざまなものにセンサーが付き、そこから大量のデータを収集できるようになっていく。そのデータを保存し、処理をするためには膨大なITリソースが必要になる。収集されるデータは日々増え続けるため、データ量の予想は難しい。そこでは、データ量や処理量の変化に柔軟に対応できるクラウドコンピューティングが重要な役割を果たすことになる。

 ”Garbage in, Garbage out”という言葉を耳にしたことがある人も多いだろう。「ゴミを入れれば、ゴミが出てくる」ということで、出力されるデータの質は入力されるデータの質に依存することを意味している。

 今後、スマートグリッド、あるいはM2Mといった流れが進むことによって、それ自体はゴミでも宝でもないデータが大量に収集されることになる。そこで重要になってくるのは、そもそもどのようなデータを収集するのか、そしてそのデータをどのように処理するのかという判断である。

 そして、そのような時代の流れの中で私たちシンクタンクのメンバーは、情報を収集するだけではなく、キュレーターとして、情報を選別する視点や意味づけを行うプロセスにますます価値を求められるようになってくるだろう。

 評論家の立花隆氏は、文藝春秋社を辞める際、本名の橘隆志という名前で「退社の弁」という文章を社員会報に寄稿している。その中には次のようなメッセージが綴られている。

“ぼくにとって読みたい本を読むのに時間がかかりすぎることよりも、もっと絶望的に思えたのは、ぼくが読みたい本を、真に読む必要があると思う本を避けているために、自分がまぎれもなく刻一刻精神的退廃の過程をたどっているにちがいないという自覚だった。”
“そんな疑惑がぼくを襲い、ますます物理的に見ることばかり熱中してるぼくが、やがて物理的に見ることに馴らされきってしまったぼくになるだろうと思ったとき、ぼくはより多く見るために、より少なく見ようと決心した。”
(いずれも『ぼくはこんな本を読んできた(文春文庫)』より)
 2011年は、以前から注目されている分野がますます進展し、今の時点では予想できないような新しい技術が登場するかもしれない。また、TwitterやFacebookなどのソーシャルメディアの普及により、私たちの周りでは、今まで以上に大量の情報が生み出されていくことになる。

 このような時代に「より多く見る」ために、キュレーションの役割はますます重要になっていくだろう。

2011年2月7日月曜日

ネット通販専用基幹システムパッケージ「EC-Orange ロジ&セールス」リリース(2011.02.03)


新しく弊社でリリースしたサービスの情報です。
詳細はプレスリリースへ↓↓↓


EC-CUBE の最高位プラチナパートナーである株式会社エスキュービズム(本社:東京都代表取締役:薮崎敬祐)は、ネットショップ運営者、通販事業者を対象とした、EC サイト構築パッケージ「EC-Orange」に新たに販売・在庫管理機能を大幅強化したネット通販専用基幹システムパッケージ「EC-Orange ロジ&セールス」をリリースいたします。





「EC-Orange」は、ECサイト構築オープンソース「EC-CUBE」をベースに、エスキュービズムが独自カスタマイズしたネットショップ構築パッケージです。「EC-CUBE」の使いやすさを踏襲しながら、「大規模ECに強い」「カスタマイズ要求にも柔軟に対応」「安心・安全」をコンセプトに、上場企業や大手EC事業者にも広く採用されています。

◆ EC-Orange ロジ&セールスとは
EC-Orange ロジ&セールスは、エスキュービズムが独自で開発したネット通販専用の基幹(物流、在庫、販売管理)システムパッケージです。多数のEC サイト構築支援の実績から得たノウハウを凝縮し、通販事業者様のバックヤード業務効率化を支援します。100%オープンソース技術を採用することで、コスト削減と拡張性を兼ね備えたシステム構築を可能にします。

◆ EC-Orange ロジ&セールス導入効果
[1] 【ベンダーロックインからの脱却】
オープンソース技術の採用により、ベンダーに抱え込まれず、自社で運用・メンテナンスが可能です
[2] 【柔軟性/拡張性】
パッケージの制約に合わせることなく、お客様の業務に即した柔軟なカスタマイズが行えます
[3] 【経済合理性】
無駄なライセンス費用をカットすることで、システムの投資対効果を最大化します


◆ 多彩な機能
通販バックヤード業務に必要となる、受注、発注、仕入、在庫、出荷、経理管理を標準で備え、さらに近年お客様のニーズが多い以下の機能を提供します。
[1]楽天,Yahoo,Amazon等とのモール連携機能(在庫同期)
[2]在庫ロス、売り逃し防止のためのWEB在庫・リアル在庫一元管理機能
[3]運用担当者の業務負荷を軽減する、自動発注/自動引当機能
[4]拠点間で同一システムを利用可能な複数倉庫管理機能
[5]分析システムや経理システムと接続可能な外部連携機能
[6]事業規模拡大に応じてサーバ追加が可能なクラウド対応機能


エスキュービズムは今後も「EC-Orange」シリーズの一層の拡充を図るとともに、売上向上とコスト削減の両面から他社との差別化を図るためのシステム構築を求められているEC/通販事業者に対して、最適なソリューションを提供してまいります。

本件に関するお問合せ先
こちらのお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

EC-Orange ロジ&セールスについて詳しくは : http://logistics.ec-orange.jp/

2011年2月2日水曜日

NAVERまとめが考えるキュレーション(1)


ネイバージャパン
サービス企画室室長
島村武志のコラムより抜粋


WEB上における「キュレーション」とは何か、を明確に定義することは現段階ではかなり難しい。

我々の役割はWEBサービスを生み、育てることなので、言葉で語るよりも、
サービスの結果で表したいと考えているが、
最近の現状を見ると「キュレーション」という言葉が、やや独り歩きしているように思う。

そこで、今回、現時点での我々NAVERがどのように「キュレーション」を捉えているかについて
言葉にする努力をしてみたい。

1度にすべてを語りつくすことは難しいテーマなので、まずは概論から。
今後、皆さんからのご意見や、議論の内容などをふまえて、更新していければと考えている。

皆さんがキュレーションについて考えるきっかけの一つとなれば幸いだ。


■はじめに

WEB上におけるキュレーションの必要性は情報爆発で探しにくい、という文脈から生まれている。
であれば、少なくとも、キュレーションはWEBで情報やコンテンツが「今よりも探しやすくなる方向」に
進まなければ意味がない。

これは、思いがけない情報との出会い(セレンディピティ)だけでなく、知りたいと思った情報を
簡単に、わかりやすく見つけることができる、ということにおいてもだ。


■過去にもあったキュレーション

WEB上でのキュレーションという行為自体は以前から行われていたことだ。

例えばYahooトピックス。
ニュースの海から情報を取捨し、わかりやすくまとめて(コンテクストを与えて)共有している。
つまりこれはキュレーション的な行為だ。

WEBに限らず、テレビのニュース番組でも、情報誌、専門誌でもそうだ。
情報を収集し、そのテーマや目的に応じて取捨し、わかりやすくまとめて共有する。

ただ、これまで、WEBでのキュレーションは、WEB上に情報が増えることに反して
マス媒体や、専門的媒体、一部の個人ブログに限られてきた。

たとえば、おいしいラーメン、というテーマに対して、
非常に多くのお店の中から取捨選択し、それを共有する場合を考えてみよう。

WEBの登場以前、かつてのマスメディアの情報が全て、という時代なら、
「このラーメン屋がおいしい、話題だ」というマスメディアが取捨選択した情報を受け、
テレビで紹介されていた、雑誌に掲載されていた、という信頼感によって、
その情報を消費することで十分だったかもしれない

ただ、WEBが生まれ、情報を発信するコストが下がることにより、
ラーメンに関する情報は飛躍的に増え、
これに呼応するように、個々の好みも、志向も多様化しつづけている。

塩ラーメンならここだけど、醤油ならこっち。
ローカロリー志向なら、このラーメン屋、
女子だけも入れるラーメン屋は?
等々。

好みや志向、状況、立場が違えば“おいしい”の基準も、“話題”の基準もまったく違う。

ラーメンひとつを簡単に切り取ってもこうだ。人々が関心を持つ事柄はそれこそ無限にある。

そう、必要な情報は分野、興味、関心、イシューの内容、個々、状況、観点などによってすべて異なるのだ。

限られた媒体が取捨選別し共有する情報を見るだけでは、自分に合った情報を探すことにも、
思いがけない出会いを期待するにも、不十分さを感じる段階に入っているのだ。


■今、注目を集めるキュレーション

ブログが一般化するに伴い、キュレーション行為が増えなかったわけではない。
キュレーションという行為はもちろん、ブログ上でも可能だ。

ただ、ブログは一般に、個人の意見や感想、日記を書く場所として認知され、
キュレーションツールとしては注目されていなかった面がある。

twitterのようなマイクロブログの誕生は、ブログ以上に気軽で簡易な発言を可能にし、
同時に、気になるURLをポイっと投げ込むだけでも、
それが一つの情報発信として容易に成立することを可能にした。

そして、投稿されたURLは、マイクロブログ上に築かれたネットワーク(ソーシャルグラフ)を通して、
見ておいてよかったと思う情報に出会う・思いがけない情報に出会う、という、
これまでになかった体験を増大させ、それがRT(リツィート)で一気に拡散していく様を示した。

この衝撃的な経験が、多くの人々が情報の取捨選別に関わる事の意味を気づかせる契機となった。

キュレーションが今、盛り上がりを見せている背景はこれだ。


■検索とキュレーション

知りたいことを探す時、ほとんどの人がGoogleを始めとしたキーワード検索を使う。

検索エンジンとキュレーションは異なるものだが、構造的にみれば、その違いは、
情報を「クエリ(キーワード)」というユーザーの要請に応じて紹介するか(検索)、
自発的に紹介するか(キュレーション)でしかない。

旧来の検索エンジンによる情報の紹介は、
検索ニーズが無限に多様であるにもかかわらず、
同じ一つの基準にそってのみ行われる。
単純化すると、被リンクの数とドメインの重要度を基本にした、
あくまで単一のアルゴリズムだ。

検索ワードを切り替えたり、複数の言葉を入れることで、
紹介される情報は変化するが、それは、絞込みの範囲を変えているだけ。

分野、イシューの内容、個々の立場、状況、観点にかかわらず、
選び取られ紹介される基準は一つだ。

極論をいえば、Googleの検索結果の10ページ以内に表示されない情報、
コンテンツはWEBに存在しないのと同義である。

ひょっとしたら、その先に、ドメインが新しく、被リンクは少ないものの、
探している人の背景や状況により適した情報があるかもしれないのに。
新しい情報はWEB上に増え続けているのに。

こうして考えてみると、どちらか一方ということではないが
旧来の検索的な情報フィルタリングよりも、マイクロブログなどによるソーシャル的情報フィルタリングのほうが、
今後の情報と人とのあり方の中心になってくるのではないかという考え方が広まってきているのは、
至極当然なのかもしれない。


■マイクロブログとキュレーション

マイクロブログによるソーシャルネットが
WEB上での人と情報の出会いの形を大きく変えていくことは明らかだ。

一方で、人がWEBで情報を探すもっとも基本的な形態は検索だ。

繰り返しになるが、キュレーションは今よりもWEBで情報やコンテンツが探しやすくなる方向に進まなければ意味がない。

マイクロブログでの情報共有は、企業系アカウントや特定テーマに特化したアカウントを別にすれば、
個人を軸にし、断片化されている。

たとえば、あるB級グルメの情報を発信した人がいて、その人をフォローしたとする。
でも、その人はB級グルメ以外の情報、つまり必要ではない情報も多く発信する。

もちろんその人をフォローしたことで、その人が発信したB級グルメ以外の情報に共感したり、
思いがけない情報を与えてくれたりすることはある。
その一方で、B級グルメに関しては、他の人も、他の場所で、断片的に発信し続けているのに
出会うことができない。


■残る課題

興味のある事柄、知りたい事柄、自分が必要としている情報をもっと探索してみようと思ったときに、
現在の、マイクロブログによる情報の伝播だけでは解決できない場合も多い。

これを解決するには、個人の軸だけでなく、分野や興味、関心、イシュー、といった
『テーマ』よって整理されるプロセスが必要だ。

そして、ただ集められるだけでなく、『テーマ』に対してそれぞれの基準で(私はこれがコンテクストだと考えている)、
取捨選択され配列されるべきだ。

また、『テーマ』が同一でも、個々人の観点、状況によって別々のコンテクストがある。
情報を取捨選択し、コンテクストを与え共有する人、
つまりキュレーターが限定されればされるほど、自分の状況により適した情報、必要な情報は探しづらくなる。

だからこそ、キュレーター(より正しく言えば、『テーマ』に対し、情報を取捨選択し、コンテクストを与え共有する人)が、
もっともっと数多く生まれる必要がある。


■NAVERが描くキュレーションが変える未来

そうなれば、人が情報を探すプロセスはこういう形になるだろう。

まず、『テーマ』を指定する(それはカテゴリ、タグ、キーワード、なんでもいい)

それに関連する複数のコンテクストが示される。

その中で「自分が共感できるコンテクスト」を選択し、そこにまとめられた情報を活用する。

コンテクストは複数存在する為、別のコンテクストには、別の基準で情報が取捨されている。
これが、同一のテーマであっても取捨される情報のゆらぎを生み、思いがけない
発見の可能性を広げる。

私たちが目指す世界はこのようなものだ。

そして、そのために、キュレーションのハードルを下げることが私たちの役目だ。

もっと簡単に、もっと手軽に、もっと便利な機能、ツール、サービスを提供する。
それによって、キュレーターが本来行うべき情報の収集、選別、意味づけに時間を多く割けるように。

ホームページの時代からブログが生まれ、さらにブログから、マイクロブログが生まれ、
個人の情報発信のハードルがさがってきたように。


■キュレーションをとりまくプレーヤーたち

最後に、キュレーションという言葉に関連して取り上げられるサービス群について
NAVERまとめとのポジションの差異を中心に勝手ながら簡単に整理してみたい。

▼ブログ系
先にも述べたように、ブログでもキュレーションは可能である。
ただ、そのように使うためには、少々手間が多い。
どちらかというと、情報やコンテンツを紹介する、というよりも
文章を書くことに向いたプラットフォームだ。

▼マイクロブログ、SNS系(Twitter、Facebook等)
マイクロブログでも同じく、キュレーションは可能である。
ただ、ブログより情報の単位が小さく断片化が進んでいるので、
情報をまとめるには、ブログよりも向いていない。
また、情報発信というよりコミュニケーションツールの側面が大きいので、
ブログ以上に個人軸が主体だ。

一方で、コミュニケーションツールであるがゆえにネットワークをもち、
その伝播力が大きいので、引き続き、キュレーションも含めた
情報流通のプラットフォームとして拡大するだろう。

▼ソーシャルブックマーク系(はてなブックマーク等)
ソーシャルブックマークもキュレーション的ではあるが、
見つけた情報の個人的なストックの側面が強く、その共有をあまり意識していない。
そして、個々の情報(URL)に対してのみ評価、意味づけを行うので、
全体として見た場合に、どのURLが人気があるか、といった概況はわかるが、
テーマに対して、必要な文脈にそって情報を選び出すことは難しい。
また、扱える情報の単位がURLのみである。

▼ディレクトリサービス系(Yahoo!ディレクトリ等)
ディレクトリサービスはキュレーションのごく原初的な形態だ。
ただ、コンテクス トがカテゴリ、という一種類に限定され、
扱える情報はURLのみであり、情報の取捨選択に関わる人数は非常に限定的だ。

▼ガイドサイト系(All About等)
All Aboutは、現在は記事を書く人の集まりだが、以前はリンク集を中心に
キュレーション 的活動も活発だった。ただ、ガイドする人はテーマに対して1人に限定される点が
NAVERまとめとの差異だ。

▼ウィキペディア
ウィキペディアも情報を拾い集めて整理し共有するという意味では、
共同編集型のキュレーションだと思うが、
目指すものが百科事典なので、主観が排除され客観的事実のみ扱う点が特徴。
定義があいまいであったり、主観的なコンテキストは扱うことができない。

▼2ちゃんねるまとめサイト系
文字通り、2ちゃんねるで起きたこと、話題になったことを紹介するもので、
集めてくる、というよりは、会話の中で必要な部分だけを抜き出すようなものだ。
文字通り、2ちゃんねるの範囲に限定されるし、
まとめられるジャンルにも偏りがあり、ニュース、ネタ系
など、娯楽性が高いものが中心となっている。
2ちゃんねるの中には実用的な情報も多く存在するが、
それらがまとめられているケースは少ない。

▼Togetter、nanapi
本日20時からnanapi運営の古川健介さん(@kensuu)、Togetter運営の吉田俊明さん(@yositosi)と一緒に
USTREAMでキュレーション座談会を行うので、私の考えは、この席にて述べさせていただきたいと思う。

>次回へ続

就職人気企業ランキング(2)――2011年卒業生が“就活後半”に選んだ就職したい会社。男女別文理別ランキング



男女別・文理別ランキングの特徴も見ておこう。

 男子の人気企業を見ると、「大手志向」「安定性重視」といった企業選びの基準を感じる。一方、女子の選択基準は「身近さ」「あこがれ」「嗜好品」といった言葉で表すことができそうだ。理系ランキングに自動車メーカーが一社も入っていないことが気になる。トヨタ自動車は理系29位(総合148位)。本田技研工業(ホンダ)は理系37位(総合174位)。総合では前半ランキングに比べ、両社とも100位近く下げた。採用人数も減少傾向で、新卒採用市場でのブランド力は年々低下している。なお日産自動車は、理系の学校推薦枠のみの採用で、それ以外の採用計画は未定のままだ。

後半ランキングの特徴を三つにまとめてみた。

 一つは、金融全般への根強い人気。前半は金融の中でもメガバンクの人気が目立ったが、後半もみずほフィナンシャルグループ(13位)を含め、3行とも上位にランクインした。しかし後半ランキングではメガバンクだけでなく、野村証券や大和証券グループ(12位)、損保トップの東京海上日動火災保険(14位)、生保の日本生命保険(16位)、信託銀行の三菱UFJ信託銀行(18位)など、幅広い金融企業が20位以内にランクインしている。

 二つ目は、バリエーション豊かな業界・企業が並んだことだろう。もともと後半ランキングは、企業研究が進むため、業界は分散する傾向があるが、今年はそれが顕著だった。上位20位で見ると、常連企業を抑えて、食品の明治製菓がトップ。玩具では、常連のバンダイ(11位)以外にタカラトミーが上位に顔を出した。鉄道ではJRから2社が、そして花王(15位)や富士フイルム(19位)といった化学・医薬・化粧品メーカーも名を連ねた。学生は厳しい就職環境から、例年以上に視野を広げて企業選びをする必要があったのだろう。

 最後の特徴は、食品の人気の高さ。食品業界の上位20社で、前半から順位を下げたのはサントリーホールディングス(前半19位→48位)、日清食品(前半95位→115位)の2社のみ。ほかはすべて順位を上げた。中でも大幅に上げたのが、キリンビバレッジ(前半146位→34位)。キリンビール(61位)よりも上位となった。コメントには、「幅広い飲料の開発を行っているのが魅力」といった声があった。ビール離れが進む学生には、キリンビバレッジのほうが魅力的に映ったようだ。

コミュニケーションのよさや社員の活気を学生は見ている

 最後に、学生コメントから見えるランクアップ企業の共通点を紹介したい。

(1)学生と直接触れ合う機会が多い。ただしあまり規模の大きいセミナーでは逆効果。できれば全国各地で実施する。
(2)セミナーでは、スムーズな司会進行で社員同士のコミュニケーションのよさや、生き生きと仕事をしている社員の姿を見せる。
(3)選考時の学生への気配りを。たとえば面接時にフィードバックをする、選考に落ちた学生にも速やかに連絡を入れる、エントリー学生全員に自社製品を送るなど。
(4)わかりやすく明確な企業メッセージを伝える。それにより、共感した学生の支持をより強く得ることができる。
(5)社員によって言うことが違うのはNG。企業理念の浸透やビジョンの一貫性を学生に示す。特にリクルーター面談では注意が必要だ。

 昨今はネットを通じ、就活関連の口コミ情報も学年をまたいで共有されている。インターンシップを皮切りに、2012年卒生向けの採用活動も始まる。学生と接触するときには、これらポイントを念頭に入れて対応してはいかがだろうか。

6年連続首位の「大企業」を「商品・サービス」が逆転

 また、本調査では、志望企業を挙げてもらう際に、選択理由を「企業価値(選択企業の属性に関してイメージする価値)」と「仕事価値(選択企業の仕事内容からイメージする価値)」に分けて聞いている。各価値とも12項目の中から当てはまるものを一つ選択してもらうため、1社につき、企業価値一つ、仕事価値一つが選ばれる。この結果から、どのような価値に重きを置いて企業を選んでいるのかが見えてくる。

 企業価値では、大きな変化があった。

 6年連続でトップだった「大企業である」が順位を落とし、「商品・サービスが優れている」がトップに躍り出た。今年の学生は企業選びの幅を広げるため、規模にこだわらずに、就職活動を行ったことがうかがえる。また昨年と比べ、企業がPRしたい価値と学生が重視する価値のズレが少ないことも特徴だ。「大企業」では相変わらず大きなギャップがあるが、ほかでは小さくなっている。イメージ先行の企業選びから、企業メッセージをきちんと受け止め、企業価値に共感しているのであれば、よい変化といえる。

上位項目の得票率が高かった企業を見ると、企業価値の「商品・サービス~」では、ワコールを筆頭に、女性に人気の高い企業が顔をそろえた。自分の好きな商品・サービスにかかわりたい、という価値観を持った学生が集まりやすい企業群といえる。「大企業である」には例年同様、メガバンク3行が名を連ねた。

「若いうちから活躍」は魅力的には映らない?

 仕事価値では昨年と同じ「人の役に立てる仕事」がトップ。経年変化で見ると、2年前に2位だった「若いうちから活躍できる」が、昨年3位、今年は4位と順位を下げた。しかし企業が最もPRしたいのはこの項目で、学生とのギャップが年々広がっている。

 代わって支持を集めたのが「経験・専門知識を身に付けられる」で、昨年5位から3位に。どこでもやっていける専門職志向の学生が増えているのかもしれない。

 仕事価値の上位項目で得票率の高かった企業を見ると、「人の役に立てる」では、東京地下鉄(東京メトロ)が2位に大きく差をつけて首位に。ここ数年、国際協力機構(JICA)のトップが続いていたが、インフラ系企業の人気に押され、順位を下げる結果となった。「自分の能力が商品・サービス・技術に生かせる」では、出版やゲームなど企画力や創造性を要する企業が多く挙がった。
(文化放送キャリアパートナーズ就職情報研究所:夏目孝吉、木下祐一、平野恵子/週刊東洋経済:宇都宮徹 写真と本文は関係ありません)


少し見づらいですがご勘弁を…m(_ _)m


就職人気企業ランキング300――2011年卒業生が“就活後半”に選んだ就職したい会社



東洋経済より

厳選採用で質重視の姿勢を貫き、慎重に選考を進めた企業。それに応戦するように、活動量を増やした学生。そうした就職環境の中での就職したい企業の変化も気になる。週刊東洋経済では文化放送キャリアパートナーズと共同で、毎年1月と6月に「就活前半」「就活後半」の就職ブランドランキングを発表している。
 
 今回の後半ランキングは、1~5月に調査を実施。この時期は会社説明会や面接など、実際に企業と学生が接触する頃で、あこがれやイメージが先行する前半とは違い、就職活動を経たうえであらためて企業を見た結果が反映される。前半・後半の変化を見ながら、順位を上げた企業の特徴なども見ていこう。

今回は、総合ランキングに加え、文系/理系、男子/女子、業種種別、企業価値(イメージ)別、仕事価値(イメージ)別に集計したランキングも掲載している。 
 


食品業界の人気上昇 明治製菓がトップに

 前半10位から1位に上り詰めたのは明治製菓。昨年のランキングも6位と好調だったが、ついにトップになった。菓子のイメージが強いが、薬品も手掛けており、事業領域の広さから、男子3位、女子1位、文系1位、理系1位とすべてのカテゴリーで強さを発揮した。背景には数年前から会社説明会を積極的に実施してきたことがある。今年は開催回数を増やし、札幌から沖縄まで全国各地で学生と直接触れ合う機会を作った。

 セミナーに参加した学生コメントからは、「社員が非常に魅力的」「社員同士の仲のよさや、楽しく仕事をしている様子が好印象」「すごくアットホームな雰囲気」など、実際に社員と触れ合ったときの印象から、高い好感度を得ている。こうした地道な企業イメージの積み上げが、今回の結果につながった。

 総合2位は、前半ランキングトップの三菱東京UFJ銀行。一つ順位を落としたが、高い人気を維持した。

 「日本一の金融グループというプライドを感じた」「大手企業だけにいろいろなタイプの社員がいたが、エリートが無理しすぎず、誇りを持って仕事をしている様子が共通していた」など、同社が醸し出す雰囲気に好意的な学生コメントが多い。また、「国内トップクラスの知名度」「強靭なブランド力」といった声もあった。

 しかし面接に対しては辛口の意見も。「面接が長すぎる」「とにかく選考期間が長い。人事面接に進むまでに毎日のように呼ばれた」など、慎重に選考を進める企業に付き合い、時間も労力も費やした学生の姿が垣間見える。

3位には集英社がランクイン。例年、後半は順位を下げる傾向のマスコミだが、前半8位から順位を上げた。大手出版社の中でも好調な業績が要因としてあるが、学生との唯一の接触機会である選考時の対応に支持が集まったようだ。

 コメントでも「学生生活の話や読んでいるマンガの話で盛り上がった」「和やかな雰囲気で面接できた」など、読者でもある学生への配慮が感じられた。

根強い金融人気 自動車低迷続く

 4位はタカラトミー。前半42位から一気に順位を上げてきた。学内セミナーなど学生と接触する機会を多くしたことが主な要因。それだけでなく、自社セミナーでは話を聞く先輩を選択できるなど、きめ細かな対応が実を結んだ。好調な業績や人気商品のCMなど、露出が多かったことも人気を後押ししている。

 5位にはオリエンタルランドが入った。昨年2位、一昨年は1位になっていたが、若干順位を落とした。とはいえ、前半21位から順位を上げており、後半に強さを発揮する特徴は変わらない。学生にとってオリエンタルランドという社名と、東京ディズニーランドが結び付くまでに時間を要するようだ。

 6位の日本放送協会(NHK)は、集英社同様、後半ランキングで順位を上げた数少ないマスコミだ。公共放送としての安定性に魅力を感じた学生も多いが、「マスコミの中ではセミナーの回数が多いのがよかった」「複数の記者と話をする機会があり、本当に自分を見てくれていると感じた」など、要望に可能なかぎり応えた姿勢を評価している。

 7位には三井住友銀行。前半3位から順位を少し落とす結果に。学生コメントにはリクルーターに対する内容が多い。「リクルーターと会う機会が多かったので、そのつど業界・企業理解を深めることができた」「面接のアドバイスをしてくれるので助かった」「就職活動全般の相談を真摯に聞いてくれた」など、おおむね好意的に受け取っている。一方、「リクルーター制度は、第1志望ならよい制度だが……」といった意見もあった。

 8位は東日本旅客鉄道(JR東日本)が前半17位から順位を上げた。男子ランキング1位、理系ランキング4位と、男子と理系に人気が高いのが特徴。17位の東海旅客鉄道(JR東海)も同様の傾向を示しており、前半47位から順位を上げた。男子と理系の順位が高いのも特徴だ。それぞれSuicaの知名度や、リニアモーターカーの将来性といった事業の魅力と合わせて、公共性の高さといった安定性に票が集まった。

 9位には前半と同順位の野村証券がランクイン。コメントには「世界で活躍できる証券会社」「社員を育てたい、成長させたいという熱い気持ちが心に響いた」「実力主義で大変そうだが、実力を付けたい人には魅力的」といった意見が目立つ。同社は、実績に応じた報酬体系が適応されるグローバル型社員を募集するなど採用方針が明確で、共感した学生が高く評価しているようだ。

 10位は前半2位のJTBグループ。恒例のグループ会社説明会「JTB summit」を、今年も東京と大阪で実施し、多くの学生が参加した。「人気の理由がわかった」「社員の話を聞くことができて参考になった」といった意見がある一方で、「グループといっても幅が広すぎる」「よくも悪くも多様性がある」「会社数が多くて、各社の詳しい情報を聞ききれなかった」といった意見も。グループ会社の中には、旅行とは関係が薄い業種もあり、学生から見ると、とらえどころのない印象になってしまったのかもしれない。